まんまるほっぺ子ども食堂|伊藤勇作さま(小田原市本町)

まんまるほっぺこども食堂|伊藤勇作さま(小田原市本町)

湘南のでんき小田原市応援プランでは、地域の子ども食堂の活動を応援しています。子ども食堂を運営される皆様にインタビューしました。

まんまるほっぺ子ども食堂

設立の経緯

2021年4月に設立し、5月の初回開催より月に1,2回ペースで実施しています。元々は大人向けに料理を作るシェフでした。昨年(2020年)の年末くらいからぼんやりと子ども食堂をしたい思っていたところ、公民館など身近にできる環境に気が付き、自治会や小学校、市へ情報収集しました。すると自分の中で「できそうだ」と思い、周りに発信していきました。意外にも子ども食堂に携わりたいと思う人は多く、心強い仲間が集まって、子ども食堂としてスタートすることができました。

世の中的に、大勢の人が集まる場所づくりは難しい状況です。私自身、皆で集まって食事をすることが大切だと感じています。それができない状況なので、今は集まる物資を調理して配る形式で、地域の居場所づくりをしています。それでも、近所の方々や、遠くは山梨県のかたからも果物などご支援が集まっています。保管するここ(グリット)に入りきらないほどです(笑)。

まんまるほっぺ子ども食堂

大切にしていること

食を通して、子ども達だけでなく親御さんたちにも食文化の大切さを伝えていきたいです。料理はどんなものからどうやってできるのか。料理とはどれだけ楽しいものなのか。そして、食は人と人をつなぐ大切な文化であるということ。温かい気持ちが集まる場所ができたので、ここを拠点に伝えていきたいです。

まんまるほっぺ子ども食堂

これからのこと

まずは地域の居場所づくりとしてカタチはでき、「子どもたちのために何かしてあげたい」気持ちが集まる場所ができました。私たちは、それを子ども達に届ける役割を担っています。それでも、まだこの子ども食堂として支援を届けなければいけない子ども達は多くいると思います。まだまだ私たちができることは多く、その先で地域に笑顔が増えればいいなと思っています。

まんまるほっぺ子ども食堂

(インタビュー 2021年12月14日)

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